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ごんぎつね

いつ読んでも、いつ見ても泣いてしまうのが分かっていて見てしまうんですけど。
テレビで、ごんぎつねをやっていました。

どんなお話かといいますと
あるところに、いたずら好きの子狐がいまして、村の人に迷惑ばかりかけてました。
ある日その子狐は、一人の村人が捕ったうなぎをいたずらして逃がしてしまいました。
数日後、その村人のお母さんが亡くなります。
その村人のお母さんは病気がちで、元気になってもらいたくて
うなぎを食べてもらおうと捕っていたんですが、それを逃がしてしまい、
悪いことをしたと思った子狐は、その罪滅ぼしに、一人ぼっちになってしまった
その村人の家に山で採った栗や松茸をこっそり置いていくようになります。
ある日、栗を届けようとしてその村人の家に入ったとき、納屋に居た村人に
見つかってしまい、撃ち殺されてしまいます。しかしお母さんが亡くなってから今まで、
その村人の家へ食べ物をこっそり届けていたのは、その子狐だったことを
そこで初めて知る、という悲しいお話です。

昔話は基本的に突っ込みどころ満載なので、元々そういうお話だと思って
見たり聞いたりするためか、純粋に面白かったり悲しかったりするわけですが、
結末を知っているだけに見てるだけでも悲しくてなりません。
ちょっと話がそれますが、日本の昔話の犬やサルが人の言葉を話すのはおかしい
とか言う友人が、海外のしゃべるネズミを見て喜んでたりします。おかしいです。

さて、アニメ版では特に、子狐も母を亡くして一人ぼっちだという追加設定(?)や、
子狐を撃ったその村人が、今まで食べ物をくれていたのは
子狐だったことを知るシーンでオーバーなほどのロックバラードが流れるので
そこでもちょっと引くんですが、それを差し引いても泣けます。

またそのアニメ版では、真っ赤な彼岸花がそれぞれのシーンにおいて
とても象徴的に描写されていて、映像的な感動もあります。
子狐が撃たれた時の、彼岸花が散るシーンは、もう衝撃です。
枯れて散るのではなく、とても真っ赤な、花盛りのときに
原っぱで遊んでいる村の子供に無邪気に叩き散らされるシーンと
子狐がスローに倒れていく姿とが交互に流れ、子供向けのアニメでは
描けないであろう血しぶきを連想させ、”美しくも哀しい残酷な死”を演出します。
子狐の自業自得と言ってしまえばそれまでですが、わたしはそこまで
冷たくなれないほど、お話の世界に入ってしまって、いつも泣きます。

とても原作に忠実に描かれていながら、随所にドラマチックな演出がされているので
原作を知っている方は改めて映像で見てみて泣いてみるのもいいかもしれません。

わたしが子供の頃、まんが日本昔ばなしは、全員集合が始まる前のつなぎ的な番組で
惰性で見ていましたが、今改めてじっくりと話を見ているととても幻想的な話から、
面白いもの、哀しいもの、怪しいもの、いろんなお話があって、
とても自分の心にしみこんでいきます。

でも、こうも思うのです。人間って、こんな昔から今まで全然進歩がないな、と。
ちなみにガリバー旅行記って、日本で言えば江戸時代の頃のお話なんですよ。

進歩ないな。
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かえで猫

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    メインです。どうぞごゆっくり。

    愛知県に同名のバーが
    あるそうですが
    残念ながら無関係です。
    山崎12年を抱えて
    寝るほど好きですがw

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